代表挨拶

私は元々、ごく普通の会社員をしていました。
その生活が一変したのは23歳の時。
父が大腸がんを患い、余命宣告をされたことから重い鬱病を併発してしまったのです。
父は1年間の闘病生活を経て、心筋梗塞で亡くなりました。

父とともに歩んだ闘病生活を振り返って感じたのは、「もっとできることがあったのでは」という後悔でした。
その思いから、会社を辞めて看護学校に通い、看護師としての第一歩を踏み出すこととなりました。

それから10年、がんセンターや病院などでの勤務を経て、2019年4月に「ユニケア訪問看護リハビリステーション」を開設。
訪問看護を通して、自宅で療養生活を送るたくさんの患者さんや障がい者の方々を見てきました。

その中で感じたのは、障がい者の方々の生きづらさです。
多くはずっと自宅に引きこもって生活し、なかなか外出する機会にも恵まれず、状態が悪くなると病院に入院という選択肢をとる方が非常に多いのです。

しかし、社会から切り離されたまま自宅にこもっているのでは、本当に自分の人生を「生きている」と言えるのでしょうか。

もっと地域や社会と関わりを持つことで、障がいがあっても自分らしい自立した生活が送れるのでは……。
そう考えたことから、障がい者グループホームを作りたいと思うようになりました。

人は誰しも、よく知らないものに対しては怖さを感じてしまいます。
だからこそ排除しようとしたり、攻撃的になってしまったりといったことが起こるのです。

身近なところに障がい者の方々がいて、みんなが普通に生活して、地域や社会で共生していくのが当たり前となってほしい。
そのための足かがりのひとつが、障がい者グループホームではないかと考え、この度障がい者グループホームを立ち上げることになりました。

障害を持っていても「当たり前に地域で生活をしていく」ということを実現したいと考えております。

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グループホームのご利用のお考えの方(ご本人様・ご家族)は、お気軽ご相談ください。

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